エコプロ2020 onlineを覗いてみた

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突然ですが皆さんは普段「エコ活動」をどのぐらいしていますか?
地球温暖化などの問題がささやかれる中、
今後の地球を守るためにも重要なことですよね?

実は私も最近になって、買い物をする際は必ずエコバックで買い物をしたり、
仕事に行くときはマイボトルを持って行ったりしています。

こうすることにより、資源が無駄になることがなく環境に良いというところはもちろん、
ゴミが増えない・節約になるなど個人としてのメリットもあるのです!

このように最近「エコ」というものに関心がある私ですが、
この間偶然見ていたサイトの中に「エコプロ」というものがありました。

「エコのプロフェッショナル?」
「エコな製品(プロダクツ)?」
と色々と想像していましたが、実はどれも違いました。

今回はその「エコプロ」について
「そもそもエコプロってなに?」というところから
「具体的にどんなものがあるの?」というところを紹介したいと思っています!

エコプロってなに?

「エコプロ」とは”持続可能な社会への実現に向けて“をテーマに、環境への関心の高いビジネスパーソンや一般の方、行政・自治体、NPO、環境教育を目的とした学生、報道関係者などが集い、環境問題を中心に様々な社会で発生している問題や課題を解決するイベントです。

まさに今話題のSDGsに向けた取り組みということですね!

“SDGs…貧困・格差の撲滅をはじめ、気候変動、自然災害、感染症といった地球規模の課題を解決し、持続可能な世界を実現するために、国際社会全体が取り組むべき目標のこと”

毎年11~12月頃に開催され、今年で22回目ということから歴史のあるイベントみたいです。全然知りませんでした。
調べたところ、エコプロは「エコプロダクツ展」の略称で、
2016年に「エコプロ」という名前に改称したみたいです!

エコプロ2020のサイトを見てみた

さて、ものは試しに実際にサイトの中に入ってみると、早速「エコプロonline 2020」の文字が!
エコプロ以外にも社会インフラや気候変動など社会に役立つ情報も
たくさん掲載されているみたいです!

こちらは後でみるとして、下にスクロールするとすぐに本題の「エコプロonline 2020」の開催概要が載っていました!

会期は2020年は11月25日(水)~28日(土)の開催だったようですが、
12月25日(金)まではアーカイブで公開されているようでした!

今回は日本経済新聞社とサステナブル経営推進機構が主催のようです。
出展者を見るとアサヒビールやパナソニック、エステーなどの有名企業の他、
環境省・佐賀県などの官公庁や大学機関など50を超える団体が出展していました!
エコプロ恐るべし

入場料が無料ということもあり、早速視聴してみてみることにしました!

まずはセミナーを視聴するにあたり「 SDGs Week Online 」への参加登録(無料)が必要なのでまずはこちらを済ませ展示会場へ入場!

すると、このように50を超えるセミナーが視聴可能!
どれも魅力的で正直どのセミナーから視聴するか迷ってしまいます

農業や林業など自然への取り組みをしている企業もあれば、ソーラーパネルや地熱発電などのエネルギーへの取り組みもたくさん!今後のためになりそうなものばかりです!

すべては紹介しきれないので、ここではジャンルの記してゆきたいと思います。

【出展カテゴリ】
①SDGs(持続可能な社会への取り組み)
②環境配慮・省エネ・省資源
③リサイクル・環境サービス
④エコソリューション
⑤地域力(自治体、産業振興センター等)
⑥エネルギー
⑦ナノセルロース(CNF)
⑧レジリエンス・異常気象対策

どれも魅力的な取り組みですね!
中にはチャットができるセミナーもあるみたいで現場の生の声が聞けるというのもポイントです!
それでは、次に私が実際に視聴してみたものを紹介できればと思います。

~エコプロ2020 onlineの感想~

今回は
・ウェルネスとホーム社の「長持ち=サステナブル 戸建てから街づくりへの挑戦」
・地球・地域・人に優しい「木のある暮らし」のススメ ~SDGs時代を拓く『ウッドデザイン賞』から~
選んだ理由は、
・家を建てることがどのように”持続可能な社会の実現”につながるのか?
・個人的に木製の製品が好きだから。
です!個人的な主観ですみません!笑

それでは、こちらの2つの感想を書いていきたいと思います。

長持ち=サステナブル 戸建てから街づくりへの挑戦

ウェルネストホームは「未来の子供たちのために」という理念のもと、孫の代まで資産価値を紡いでいける”長持ちすることにこだわった家づくり”をしているとのこと。

視聴してみると未来のことを見据えた家づくりにこだわっているのが伝わり、主に最先端のドイツから学んだことを日本仕様に研究開発を行っているようです!

確かにマイホームはみんなの夢ですよね!もちろん長持ちするに越したことはありません。
しかし、これのどこが”持続可能な社会への実現”につながるのか?と疑問に思っていたのですが、こちらの会社は家を作る際、木・石・土・紙で出来るものとし、自然素材にこだわり抜いているようです!

さらに用いる木は国産材を中心に、一部外国産の木はサステナブル指定エリアからのものを使用。60~80年育った木をそれ以上腐らず持たせることがSDGsにつながり、そこに暮らすご家族の笑顔や幸せを長期的に守ることができると考えているようです!

理由は家を作る素材にあるということですね!
まさに、SDGs実現のためにできたとも言える、お手本のような会社でした!

まさか家のハウスメーカーの違いだけで家の寿命が違うだけでなく、
地球にやさしいとは驚きです!説明も丁寧でわかりやすかったです!

「木のある暮らし」のススメ


なぜ木の製品を使うことが「持続可能な社会の実現」につながるのか?

実は人工林にも寿命があり、現在その半数以上が51年生以上となり本格的な使い時ということなのですが、年を取った森林が増え、そのまま残しておくと新しい木を植えることができない状態は将来にわたって森林を資源として活用するのにはよいことではありません。

しっかりと、伐って→使って→植えて→育てるというサイクルで回してあげることが大事ということでした。

木をどんどん消費することはあまりよくないというイメージでしたがこれには驚きでした!

さらに木の製品を使うことは私たちにも良いことがあり、ここでは木材を使うことの4つのメリットが述べられていました。

①室内の湿度を一定に保ってくれる
②リフレッシュ効果や鎮静効果がある
③断熱性が高い
④衝撃吸収能力が高い

このように私たちをリラックスさせてくれるのはもちろんのこと、
衝撃から守る効果もあるのです!
私も木材の多いお店にいるとなんだか落ち着いた気持ちになるのは木のおかげなのかと納得しました。
是非こちらのセミナーで紹介されている「ウッドデザイン賞」の商品を購入してみたいと思います!

セミナーはこのように
①自分たち(出展者)が今していること
②それがなぜ環境に良いのか?
③個人としてできることはやメリット

こんな流れで出展者がわかりやすく解説してくれました!
自分にとって知らなかった世界が知れて非常にためになりました。他にも50以上あるのでこれから数本は見てみたいと思います!

私がこれから取り組むこと

最後に、今回のセミナーを受け私が大事だと思ったことが2点ありました。
①ものを大事に使う
②木の製品を使う

①は、家にはもちろん、ものを大切にすることでそのものを長持ちすることができ、
結果的に環境に良い影響を与えることができるということ。
②は木の製品を使うことによって古い木を伐り、利用し、新しい木を植え、
若い木を育ててゆくというサイクルを回し資源を活用すること。

この2点をこれから”持続可能な社会”を実現する第一歩として大事にしたいと思います。
そして、“ちりも積もれば山となる”という言葉があるように、個人でもできることはたくさんあるということに気付くとても良いきっかけになりました。

今回は新型コロナウイルスの影響もありオンラインでの参加になりましたが、来年は実際に行けたらなぁと思っています!

すーまお

横浜在住の会社員。好奇心旺盛な性格で、やらない後悔よりやって後悔したいタイプ。いろんなことに挑戦しみて、それを文字で伝えたい。 休日は読書をしたり、散歩をし...

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