ESG投資、パリ協定について調べてみた

皆さんは「ESG投資」や「パリ協定」についてニュースなどで聞いたことはありませんか?
最近「ESG投資が主流になってきている」「バイデン氏が勝ったらパリ協定はどうなるのだろう?」という言葉を最近耳にしたのですが、もし自分に内容を聞かれたらと思ってひやひやしていました。
私も今まで「ESGは環境に優しいことかな~」「パリ協定って何?」というような状態でした。
そこで、今回は私が「ESG投資」や「パリ協定」について調べてわかったことを皆さんにお伝えできればと思って筆をとりました!
ESG投資、パリ協定について調べてみた
ESG投資
そもそもESGとは何か?
調べてみるとEnvironment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス=企業統治)の略で企業が持続的に成長できるか否かを判断する指標のことでした。
ESGの具体的な例を見てみると
環境・・・CO2の削減や脱炭素経営などに力を入れているか?
社会・・・働き方改革やダイバーシティ(多様性)推進などに力を入れているか?
企業統治・・・は、公正で透明な企業経営や積極的な情報開示などに力を入れているか?
などがあげられていました!
そして、ESG投資とは、そのESGをもとに環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行なう投資のことです。
主に環境や社会に配慮している企業に投資するということみたいです!
そもそもこの「ESG投資」ができた背景は何だったのでしょうか?
調べてみると、近年の気候変動による地球への影響が関連しており、投資家にも持続可能な市場を創造してもらいたいという、国連の呼びかけがきっかけでした!
2006年にニューヨーク証券で発表されて、ESG、ESG投資という言葉も一緒に有名になっていったようです。
さすがアメリカ!
また、日本でも2015年に国際的な投資法人に署名したことから、国内での浸透が加速していったようです!
このように背景は昨今取りざたされている環境問題などの課題からきているようでした。
もちろん、ESGは環境だけでなく、社会やガバナンスなども入っているのでそこはお忘れのないように!
まとめるとESG投資をすることは環境にも社会にも優しい投資ということですね!
それではESG投資についてある程度わかってきたところで、次に「パリ協定」について見てみましょう!
パリ協定
「パリ協定」とは、”世界の平均気温の上昇を産業革命以前と比べて2度、できれば1.5度に抑えることを長期目標に掲げた国際条約”です。
つまるところ気候変動問題に関する、国際的な枠組みということですね!
こちらについて詳しく話していく前にそもそもなぜ気温が上がってはいけないのかを調べてみました!
■気温上昇で指摘されている主なリスク
・海面上昇による高潮や沿岸部の洪水
・気温上昇や干ばつによる食料不足
・熱波による死亡や疾病
・生態系の破壊
このように地球に対しての悪影響がたくさん
地球温暖化の恐ろしさを再確認できるいい機会になりました。
私は寒いのが嫌いなので常夏な日本も悪くないな~と思っていたのですが、悪影響ばかりでしたね、、、笑
では気温が上がると地球にどのような影響があるのか知ったところでパリ協定について詳しくみてみましょう!
パリ協定は2015年にパリで開かれた、温室効果ガス削減に関する国際的取り決めを話し合う「国連気候変動枠組条約締約国会議(通称COP)」で合意されています。
この取り決めは合意されるとすぐに効力を発揮するものではなく、パリ協定では、以下の2つが発効条件でした。
・55カ国以上が参加すること
・世界の総排出量のうち55%以上をカバーする国が批准すること
何とも難しそうな条件ですね、、、
このようなことから専門家の間では条件が満たされるには時間がかかるだろうと考えられているようでしたが、当時の米国・オバマ大統領が中国やインドに批准を働きかけるなどした結果、2016年11月4日に発効することができました!
オバマさんのおかげもありますが、それだけ世界各国の地球温暖化に対する関心が高まっているといえます。
上述したESG投資の関心が高まったのもその頃ですので納得です!
結果として2017年8月時点では主要排出国を含む多くの国が参加。締結国だけで、世界の温室効果ガス排出量の約86%、159か国・地域をカバーするものとなっています。
この調子でいくと2℃なんてあっというまではないですかね?と思ってしまいますね笑
しかしながら2020年11月4日、アメリカがパリ協定から離脱してしまったとのこと。
どこでも影響力のあるアメリカが脱退してしまうなんて、、、
しかしながらついこないだの選挙でバイデン氏が勝利を収めたのでパリ協定に復帰する方針との見方もあるので、今後の展望を要チェックです。
そして、日本でも中期目標として、2030年度の温室効果ガスの排出を2013年度の水準から26%削減することが目標として定められており、これがかなり高い目標として見られている中、今では実現可能とも言われているとのことでした。
自分の国が世界に貢献できているというだけでなんだか嬉しいですね!
では次に今紹介した「ESG投資」と「パリ協定」が私たちの生活にどのように役立っているかを見てみましょう。
私達の生活にどう役に立つの?
ESG投資
先ほど説明した通りESG投資は環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行なう投資なので社会全体として良い影響があります!
もちろん自分の会社の利益だけを考えてESGを考えない会社よりも、利益+ESGで見ている企業が成長してほしいし、その方が私たちの生活も豊かになりますよね?
このように短期的にみると少しメリットは感じにくいように思えますが、長期的にみると非常に重要なことでした!
さらに!ESG投資では、投資対象となる企業の資産価値が長期的には変動しにくいと考えられているため、安定した運用を実現しやすくなる可能性があるということです!
そういった特徴もあり投資初心者にはオススメできるとも書いてありました。
もしお金に余裕がある方はそれをもとに投資してみるのもありですね!
もう少し早く知っていれば私も投資で失敗することが、、、笑
社会貢献につながり、安定的にお金を増やせるなんてすばらしいことですよね!
パリ協定
パリ協定は国際的な気候変動の枠組みなので私たちの生活を地球温暖化から守ってくれることに役立ちます!
今回は、ここで地球温暖化対策に貢献することができるかつ私達にもプラスになることをご紹介したいと思います。
地球温暖化への取り組み | 社会全体としてのメリット | 個人としてのメリット |
マイボトルを使う | プラゴミの削減につながる | 節約になる |
節電を心がける | 省エネでCO2の削減に | 節約になる |
歩いて行ける距離は歩く | 排気ガスを抑えられる | 個人の健康促進になる |
野菜・果物を育てる | CO2の削減につながる | 節約になる |
こんな感じでお互いwin-winな関係が築けるものがたくさんありますね!
これを全部実施したら月に3000円ぐらいは浮くでは?と思ってしまいました笑
挑戦して結果がでましたら共有させてください!笑
今回の調査でわかったことをまとめてみた!
皆さんここまで読んでくださりありがとうございました。
最後に今回紹介した「ESG投資」と「パリ協定」についてわかったことをまとめてみたのでご覧ください!
まずはESG投資から!
・ESGとは?
→Environment(環境) Social(社会)、Governance(ガバナンス)の3要素の総称で企業が持続的に成長できるか否かを判断する指標!
・ESG投資とは?
→ESGの指標をもとに環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行なう投資のこと!
・私たちの生活にどう役立つ?
→環境・社会・企業統治に配慮している企業を重視・選別して行なうので、将来的に豊かな暮らしを実現できる。投資としてのメリットもある!
次に「パリ協定」!
・パリ協定とは?
→世界の平均気温の上昇を2℃下げようという気候変動問題に関する、国際的な枠組み
・私たちの生活にどう役立つ?
→パリ協定により私たちを地球温暖化から守ってくれるのに役立つ
以上、「ESG投資」も「パリ協定」も比較的新しいものなので今後の動向を見てゆきたいですね!
そういった意味では今回お調べしたことについては皆さんのためになったと思います。
環境問題は今後の私たちにとって切っても切れない関係にあるので日常生活でも意識しながら取り組んでゆきたいと思います。