「メルカリは何でも売れる」は本当?子供向けの英語のペーパーバックを出品してみた!

洋書は買う人が少ないから、転売で狙い目と聞き、早速試す
ことの始まりは、某インターネットサイトで本の転売について聞いたことでした。それによると、実用書や漫画などは売れるので扱う人が多いが、洋書は「……(察してください)」な状況であり、ある意味狙い目なのだと、うっかり小耳に挟んでしまいまして。
元々メルカリの利用はしていたものの、なかなか利益を挙げられず悩んでいた私。「何でも売れる、って聞いたけど、儲けはあんまり出ないな…」と落ち込んでいた人間が、“狙い目”な商品を教えてもらったら…もちろん試すに決まっています‼
早速オークションサイトで薄いペーパーバックの英語絵本を購入(どうやら本場では教育用として使われているようです)。それほど競争は激しくなく入手できたので、ここも洋書のメリットかもしれません。
さて、問題はこれを何冊購入したか、ということですが…『50冊』‼ちなみに私の英語の成績は万年“2(5段階中)”。とても自分ではこんな書籍は読めません。売りさばけなければ、本当にもったいないことになります(金銭的にも本にとっても)。若干罪悪感に苛まれつつも、いざ出品‼
――して、2時間後。早速私は逃げに出ました。「1冊ずつでは売れない」。市場ユーザーの反応からそう判断した私は、まとめ売りにシフトしたのです。
値付けのセンスもなく、いつも高く値段をつけすぎることが多い私。心もち、今回は遠慮がちにしたつもりです。
そして、その結果…。
ちょっと微妙な売れ行きとなりました。全く売れないわけじゃないけど、確かに「……」な印象です。
ただ、言うほど日本の方に洋書のニーズは低くないんだな、ということはわかりました。
調べてみると、英語の勉強をしたい人や、子供に英語を楽しんで学んで欲しい親御さんなどに、簡単な英語の本のニーズはあるようです。ただ、在庫がだぶついてしまうと、古本屋でも買い取ってもらえるかわからないので、ちょっとリスクが高いかな?という印象を受けました。
自分で英語を勉強するのに使うことでなんとか解決
在庫が多くなってしまい、ちょっと頭を抱えていたのですが、本の中を見るとちゃんと可愛くて英語の勉強になります。
「楽して稼げる方法ってやっぱりないんだなぁ」と噛み締めつつ、今は絵本を英語の勉強に使っています。文法的にはそれほど複雑ではありませんし、単語は電子辞書がなくてもGoogle検索で意味がわかりますしね。きちんと読んでみると、なかなか話自体もよく出来ています。
「メルカリは何でも売れる」は本当か?
今回の検証における結論は、下記のようになります。
■「メルカリは何でも売れる」は本当か?→まあ、正直処分に困るものも多少は売れることは多い。
■ただ、利益率は正直微妙だし、洋書の場合は大量に仕入れると売れ残りもそれなりにある。
ちなみに私の兄はメルカリで中古の色あせたYシャツを購入して、長い間着つづけているので(※貧乏なわけではまったくない)、「こんなの出品しても無駄じゃないかな…?」という物でも一回出品する価値はあるかもしれません。高利益は得られない可能性のほうが高いですし、発送料との兼ね合いで、赤字になることもありますが、物を捨てないで、次の人にパスするという意味では、メルカリは非常に有意義なサービスだと思っています。
まぁ、メルカリで生計を立てていける人は他の商売をしてもバリバリ儲かる人ですから、普通のセンスの持ち主は、「せどり(転売して利益を得ること)」は見ているだけにしたほうが良さそうです。正直、頻繁に発送があるのはものすごく面倒くさいですし。
――以上、ご覧いただき、ありがとうございました。