ペンション モーツァルト@山中湖 ~スーパーおじいちゃんと富士山きのこ狩りの旅~

おでかけ

どうしても、天然きのこ狩りをしてみたい!
唯一判別できるきのこ”ハナイグチ”だけでは飽き足らず、きのこ狩りに案内してくれる所を探すのだけど、なかなか見つからない。
そんな中、唯一、行けそうな場所で、きのこ狩り付きのプランがあったのが、ペンション モーツァルト

きのこ狩りが設定されていたのは、9~10月中旬の週末のうち各週1日のみ。(大人数なら、平日でも行ってくれるようですが…)
9月中旬にいざ宿泊予約サイトから予約をしようと思ったら、きのこ狩り設定日は全部埋まってしまい、イチかバチかで直接電話してみたら、ちょうどキャンセルが出た日があって、ギリギリ滑り込み。
ネットで埋まっていても、宿に直接問い合わせたら、空室がある場合があるという、宿泊予約攻略法を聞いたことがあったけど、本当でした。

ということで、20年以上ぶりのペンション宿泊&きのこ狩り行ってきました!

ペンション モーツァルト


山中湖畔から、車で数分上がった森の中にペンションがあります。
いかにも、こだわって建てられたのが分かる外観に、珍しい創りのドア。
これだけでも、オーナーさんの強いこだわりが感じられます。
「こんにちわ~」とインターホンを鳴らして、しばらくして出てきたのは、かな~り年配と思われるオーナーさん。
いや、モーツァルトじゃなく、ベートーベンじゃ?と思ったのは、ここだけの話💦
そして、このオーナーは、間違いなく『スーパーおじいちゃん』である。

 
玄関から半階上がったところにあるホールのような応接間のような空間に通され、「きのこ狩りでしたよね~」っとコーヒーと共におもむろに差し出されたのは、『富士山のきのこたち』という本。
そして、部屋に案内されることもなく、そのまま、きのこの話が始まる。
ここのオーナーさん、とにかく博識。きのこはその一部で、音楽や、天体、その他いろんなことに精通しているようで、ペンションのオーナーさんっていうより、学者とか有識者っといった風貌。
他にまだお客さんが来ていなかったとはいえ、きのこの話だけで、たっぷり15分は語っていただきました。
グランドピアノや、水槽や、なにやら高そうな美術品や、骨董品っぽいもの、様々なカテゴリーの本やDVD、CDなどが置かれている、不思議な空間での、ありがたいキノコの話を後にして、部屋に・・・。

予約が一番遅かったからか、一番小さい部屋でした。
シングルベッドが2台と置台で、いっぱいいっぱい。6畳あるかな?といった広さ。
他の部屋も、シングルベッドが3台あるものの、広くはなさそう。
お風呂と洗面所を中心にした回廊の周りに部屋が並んでいるのですが、とにかく壁が薄いので気を使います。
隣の部屋の話し声、足音はもとより、廊下にある洗面所で歯を磨く音など、すべて筒抜け。
お風呂は、ふつーの家庭のサイズのお風呂が2つあって、温泉がきています。
建物自体はそれなりに歴史を感じますが、お風呂には先進の循環装置が付いていたり、プラズマクラスターの空気清浄機が何台も置いてあるし、ドライヤーはナノケアだし、今どきの電化製品が完備されてました。

評判のフレンチのフルコースディナー

各旅行サイトの口コミで、食事が美味しいとの評価が多かったので、楽しみにしていた夕食。
オーナーの親友づてのフランスの5つ星レストランのレシピを元に、オーナー自ら料理してふるまわれています。

この日のメニューは、自家製鴨の燻製と、オマールエビのビスク、太刀魚のソテー、牛ほほ肉の煮込み、デザートプレートはフランスから取り寄せた?フランボワーズのムースケーキ、ピスタチオアイス、カッサータ。(肉料理とスープの写真は撮り忘れてしまいました)
丁寧に作られている複雑な味のソースでいただく料理は、確かに”フランス料理”でした。なんか、フレンチっていうよりは、フランス料理ってニュアンスのほうがしっくりくる。
抹茶かと思ったアイスが、ピスタチオだったのには、軽く舌を巻きました。
息子さんとおぼしき方と2人だけで、30人近くの宿泊者を切り盛りしているので、仕方ないのですが、テーブルに着く前に、前菜、魚料理、ライスがセッティングされていて、冷めてしまっているのが、なんとも惜しい。

朝ごはんも、しっかりしてます。
卵料理はキッシュという手の掛けよう。
フルーツもたっぷりです。

それにしても、料理においても抜かりないオーナーは、まさにスーパーおじいちゃん。

次ページ➡念願の富士山できのこ狩り

みい@

新しい物・事に興味津々。様々な口コミを頼りに、日々の生活に新しい彩りを…。 週末は、地元横浜や湘南、三浦、箱根、都内、千葉、静岡、山梨におでかけしてます。 ...

プロフィール

関連記事一覧