念願の星野リゾート、初体験~ 界 川治で里山の滞在

どんなもんだか、一度泊まってみたいと思っていた、なにかと話題に上る星野リゾート。
予算とか、日程の関係で、星野リゾートの中では、リーズナブルな「界 川治」で、星野リゾートを初体験。
リノベーションなので、外観は地味ですが、中はとてもきれいで、おしゃれ。
従業員のサービスは教育が行き届いていて、きちんとしていて、過不足なしの終始快適で楽しい滞在になりました。
・・・が、正直、部屋、サービス、食事、温泉など、すべて一定以上の満足なレベルではあるけれど、特別感を感じた物・事が何もなかったのが残念です。
やっぱり、チェーンの限界なのかなぁ、マニュアル化されているというか、温かさを感じないというか・・・。
各施設に応じたアクティビティが豊富なのも星野リゾートの魅力・楽しみの一つだと思うのですが、私が訪れたときは、ちょうど日光巡りのアクティビティも期間外で、時期も悪かったのかもしれません。
評価や口コミなどを参考に、一生懸命選んで決めた、過去に利用した同価格帯の宿と比べ、満足度は低かったように思います。
予算はそこそこあって、宿を探す時間がない、あるいは探すのは面倒くさいけど、きちんとしたサービスを提供してくれる、ハズレのない宿に泊まりたい人向けというのが、私の今のところの星野リゾートに対する評価。
とりあえず、星野リゾートであれば、大丈夫的な…。
あくまで、川治1施設しか行ったことがない上での評価なので、悪しからず。
この評価が覆る体験ができるか?今後、機会がある時に、他も泊まってみたいと思ってます。
洗練されたお庭やロビー
施設内は、どこもデザインされた美しさがありました。コーディネートされた調度品のセンスはさすがという感じです。 ロビーは、窓の外に迫る山の緑の壁に、一つ一つ手作りされたひょうたんのランプの光がともされ、川治の風景と合っていて、とても素敵。 紅葉の時期だったら、迫力ある美しい景色を楽しめそうです。 |
お庭の奥には、足湯もありました。
タオルも十分に置かれていて、気軽に利用できます。←こういうところは、抜かりなし。
インテリアに趣があるモダンな和室
渓流側和室(10畳+6畳)のお部屋。 窓一面に山の緑が差し迫る、非日常感を感じる眺め。 雰囲気がある野州麻和紙を使った照明が、モダンなインテリアとマッチしているステキなお部屋です。 |
「里山の知恵」を楽しむ
数種の大豆の中から好きなものを選んで石臼できな粉を挽く石臼体験が体験をしました。 作ったきな粉は、わらび餅?のようなほんのり甘いお餅にかけていただきます。 残ったきな粉はお持ち帰りも可。 予約がいっぱいで出来ませんでしたが、紙すき体験もありました |
お食事は・・・
私にとって、宿の評価において一番重要なポイントは食事。
残念ながら、見た目もきれいだし、美味しいけど、それ以上でもそれ以下でもないといった感じ。
贅沢な素材などは使っていなくても、料理人の心意気や、食材や客に対しての気持ちが伝わってくる料理が理想の私としては、懐石という体裁を整えただけに感じてしまいました。
おしながきに料理長の名前が入っていないのも、その料理に対する矜持を感じられません。
朝ごはんは、一見質素だなと思いましたが、夜と作っている人が違うのでしょうか?夕食より上品な味付けに感じました。
具だくさんのおつゆは、とても美味しかったです。
感心したのは、料理を運んできた若いスタッフの方に、お米はどこの物か尋ねたところ、迷うことなく答えが返ってきたことです。ちなみに、地元の有機栽培の物との事でした。
食事処は、大広間を区切って個室をあしらえたといった感じで、他の部分と比較して、あまり力が入ってないような…。
里山の縁日を楽しむ
夜、ロビーではちょっとした縁日が出されていました。 部屋は満室でしたが、人はパラパラといった感じで、にぎやかな感じではなく、しっぽりと楽しむ感じ。 輪投げ、かき氷、型抜き、線香花火が用意されてました。 輪投げでは、5点を取って、地酒のワンカップをGET。 きな粉のかき氷は、盛りがちっさ!お代わりしたかったけど、1人1杯まで。 型抜き、久しぶりにやりました。最近は見かけることもなく、懐かしく、真剣になってしまいました。 お庭でやる線香花火は情緒があってよかったけど、1人2本は、少ないなー! サービスみたいなものなので、贅沢は言えませんね。 |