エコで、サステイナブルな、かわいい手作りラップ(エコラップ・みつろうラップ)を作ってみよう!~出来ることからSDGs

先日、オーガニック・ナチュラル製品が集まる展示会『国際オーガニックEXPO2018』を覗きに行ってきました。
そこで紹介していた『abeegoビーズワックスラップ』がエコな上、おしゃれだし、機能的にもとても良さそう👍
何回かブースに戻って、最後まで買おうか悩んだのですが、どうしてもお値段がネックとなり買えず。
サンドイッチを包むぐらいのサイズだと、2枚入で定価2700円→2500円(会場価格)
1年ぐらい洗って繰り返し使えるとは言え、高すぎる。
エコとかって、大事なことなのは分かるし、未来を考えて、意識して生活しなきゃいけないんだろうけど、個々の財布には全くエコじゃないのが、広まらない大きな要因だと思う。
正直、自分の生活に余裕があるわけでもないのに、世界の未来のこと考えてエコのために消費する余裕はないってのが、小市民の本音。
そんなわけで、気になりつつ、買わずに帰ってきて、ネットでもっと安く売ってないものかと、検索。
他のメーカーの物なども発見したけど、輸入物が多く、どこも全然安くない、というか高い!
そんな中、みつろうラップを手作りしたという記事を発見!
みつろうラップ(エコラップ)とは
布に蜜蝋と天然オイルなどをしみこませて作られた、100%天然素材の新しい形の食品保存用ラップ。
抗菌、抗真菌、防腐性を持つ自然の保存料として、保存食品のフタなどに何世紀も昔から使用されてきた蜜蝋は、通気性がよく、生鮮食品の呼吸を妨げません。
洗って繰り返し使えるのはもちろんのこと、食品が乾くのを防ぐほか、野菜や果物を自然に近い状態で保存できるため、鮮度とおいしさをより長持ちさせるなど、いいことがたくさん。。
野菜・果物・その切り口に。
おにぎりやサンドイッチに。
チーズなどの発酵食品に。
もちろん器のラップとしても最適。
食品用使い捨てラップは有害成分の発生が疑問視されているので、蜜蝋ラップにチェンジすることでプラスチックゴミを減らすことができるだけでなく、有害物質に触れる機会も減らすことができて、とっても環境にやさしい。その上、食品の持ちが良くなるので、フードロスの削減にもなります。
エコで、サステイナブルな生活に一役買ってくれる上、かわいいも、インスタ映えも自在の日用品になること間違いなしです。
みつろうラップ(エコラップ)を手作りしてみよう!
初めてだし、使っていけるか分からないし、簡単で、時間もお金もあまりかからない物じゃないと、なかなか取り掛かれないので、とりあえず、一番材料も少なく、すぐに出来そうな作り方を参考に作ってみました。
![]() ![]() 用意したのは、蜜蝋50gとはぎれ3枚(30×35cm)。 みつろうは250円位~で、ハギレは100均で売っているので、費用は600円ほど。 みつろうはamazonなどでも売ってます。 |
![]() 足りないところは、アイロンをかけながら、追加すればいいので、適当でO.K! 今回は、50gの蜜蝋を3枚分でちょうど使い切りました。 ハギレは、コットン100%の薄い生地の物と、同じくコットン100%のダブルガーゼを使ってみたのですが、仕上がり感は違いがほとんど感じられませんでした。 生地が違えば、何か変わるだろうと思って、違うものを買ってみたのに、残念。 本当はオーガニックコットンとかがいいんだろうけど、100均調達なので…。 |
![]() 全体に浸み込ませて、あとはそのまま乾かすだけ。 そのまま放置でも、すぐ乾きます。 どのくらいのサイズが使いやすいか分からなかったので、買ったままのハギレのサイズで作ったのですが、クッキングペーパーのサイズより大きくて、ずらしながらアイロンをかけなければいけなかったのが難点でした。 |
![]() ふちをピンキングばさみで切って、一つだけ、小さいサイズ用に正方形4等分に切りました。 |
とりあえず、”エコラップを手作りで手に入れる”という目的は、それほど手間もかからず、達成!
手作りエコラップを使ってみる
使用感は、やっぱり思ったより硬くて、厚い感じ。
生地は、可能な限り薄いものを使った方が、使いやすそうです。
そして、使い勝手を考えたら、オイルは配合した方が柔らかくなっていいんじゃないかと思います。
瓶やボールのふたにはなるけど、密閉性はすこし不安が残る感じです。
手のぬくもりで、柔らかくなって形状になじむのですが、初秋のこの季節でも、手で結構じっくり押さえなきゃいけないので、寒い冬とかだと、使うのに少し時間がかかりそう。
そして、温かいものに使えないのは、ラップとしては致命的な欠点です。
お弁当のサンドイッチを包めたら、かわいくていいなと思っていたのですが、よく考えてみたら、サンドイッチも、温めて食べるタイプの物を作ることが多いから、難しそう。
おにぎりも、包む段階で、完全に冷めた状態のことはほとんどないし、食べるときに温めることも多いからな・・・。
そう考えると、ラップというより、野菜などを保存するときの保存袋とか、新聞紙の代わりとして使うことが多くなりそうです。