子供がほしい30歳、バセドウ病&子宮頸がん前がん病変と子宮頸がんワクチンを経験②

その他いろいろ

約8年前、ほぼ同時にバセドウ病&子宮頸がん前がん病変が発覚した時から出産をした現在までの話。
30歳未婚だった私は早く子供が欲しいと思っていましたが、なにせ未婚だったために叶わない状態でした。

【その①_バセドウ病】【その②_子宮頸がん前がん病変(子宮頚部異形成)と子宮頸がんワクチン】

その②_子宮頸がん前がん病変(子宮頸部異形成)

異形成発覚

30歳になったし婦人科検診も念のために行くかと軽い気持ちで検査をすると、「子宮頸がん検診再検査」。不安なまま婦人科へ検査に行き、コルポスコピー(顕微鏡の一種で拡大して観察する検査)と組織診(子宮頸部の一部を削り取る検査)を受けることになりました。

コルポスコピーと組織診

コルポスコピー…やったと思うのですが、正直全然覚えていません。「すっごく痛い」と言われる組織診のことで頭がいっぱいでした。そんな組織診は…たいして痛くありませんでした。「いつ!?いつ!?」と思っている間に終わっていました。私が痛みに鈍感なのか?チクっとした程度だったと思います。

診断結果

結果を聞きに行くと、クラスⅢa(中等度異形成)がんになる前の状態ということでした。
自身初めての「がん」という言葉に、とてもショックを受け生きた心地がしませんでした。

子宮頸がんワクチン(サーバリックス)

先生から「効くかは分からないけど子宮頸がんワクチン(サーバリックス)打ってみる?」と言われ、どうしたらいいのか分からない私は打ってみることにしました(1ヶ月空けて2回目を打ち、半年空けて3回目を打ちました)。

 

 

子宮頸がんワクチンを打った後「でもこれって子宮頸がんになる前にやるものなんじゃ?」とよく分からなくなり、ネットで検索すると「不妊になる」と…ビックリしました。だって、婦人科で打ってもらったのに。本当にどん底になりました。

その後

次に検査に行くと、なぜか少し良くなっていました。先生に「不妊になるんですか?」と聞くも「そんなことありませんよ。良くなってますね、サーバリックスが効いたのかな〜」と(ちなみにとても良い先生です)。その後も経過をみていくと、軽度異形成→正常へと戻り、1年置きの経過観察になりました。
出産後また後クラスⅢa(中等度異形成)になったり正常になったり。38歳現在は多分正常です。

子宮頸がん前がん病変になり、子宮頸がんワクチン(サーバリックス)を打ってみてわかったこと

・定期的にしっかり経過をみていかなければいけないけど、そこまで気にしすぎない方がよい(精神的にやられますので)。特に気をつけることもないし、できることもない。ただし、がんになってしまったら子宮頸部を切り取る「円錐切除手術」を受けなければいけない。この手術を受けると妊娠の際流産や早産のリスクが9〜20%高まるとのことなので、今後手術になるかはわからないけど、手術の前に出産できて良かったのかな?とは思います。
・子宮頸がんワクチン(サーバリックス)を打ちましたが自然妊娠し、健康な子供を産むことができました!
・生命保険&がん保険に入れなくなりました…もう何年か経ったから入れるのもあるのかな…

最後に

今考えると、あまりものを考えず調べず子宮頸がんワクチンを打っていて恐ろしいですね。
私にも娘ができたので、今後子宮頸がんワクチンについては副反応(リスク)のしっかりと情報を集めて、打たせるか打たせないか決めたいと思います。
ただし、私が子宮頸がんワクチン(サーバリックス)を打っても妊娠・出産はできたので、子宮頸がんワクチンでの不妊説はあまり信じなくても良いのではないかと思います。副反応はあったのかな〜かゆみくらいはあったんでしょうか…。

子宮頸がんワクチンの副反応
【比較的軽度な副反応】
・かゆみ・腫れ・胃腸症状(吐き気、嘔吐、下痢、腹痛など)・筋肉の痛み・関節の痛み・頭痛・疲労・発疹・じんましん・めまい・発熱・上気道炎・失神・血管迷走神経発作(息苦しい、息切れ、動悸、気を失うなど)
【重篤な副反応】・アナフィラキシー様症状(血管浮腫・じんましん・呼吸困難)

女性のみなさん、婦人科検診はしっかり受けましょう!

【その①_バセドウ病】

taka

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